ハピカム ~いろいろ気になる50代~

日常の気になるあれやこれやを書いていくブログです。

お中元って?マナーは?何を贈る?相場は?

お中元って何?

お中元とは、日頃からお世話になっている方に

感謝の気持ちと健康を願い、品物を贈る夏の

ご挨拶の事です。

CMでも『夏の元気なご挨拶~♬』って

ありますよね。

お中元の時期は地域による違いはありますが

一般的には7月の初旬から8月中旬までと

されています。

マナーはある?

一般的には目下の方から目上の方に贈ると

されています。ですので、お返しの品を贈る必要は

ありませんが、友人や兄弟などの場合は同程度の物で

お返しをします。

お返しをしないからといって、何もしなくていいわけでは

ありません。きちんとお中元の品を受け取った事、感謝の

気持ちをを伝えましょう。

親しい間柄の関係なら、電話やメールなどで済ませる事も

出来ますが、目上の方や仕事関係などからお中元の品を受け取った

場合、最も丁寧な方法はお礼状を封書で送ります。

 

贈る相手の中には利害関係者から金品を受け取ってはいけない

という決まりのある公務員など贈ってはいけない

相手もいるので気を付けましょう。

 

お中元は贈る側、贈られる側、どちらが喪中でも

問題ありません。

四十九日の忌明けの場合は時期を少しずらして

暑中お見舞いとして贈るのもいいでしょう。

その場合の熨斗(のし)は紅白の熨斗は避けて

無地や短冊で贈りましょう。

 

今は宅配便が多いと思いますが、ご自身で

届ける際は風呂敷に包んで訪問しましょう。

相手の方にあらかじめご都合を伺ってから、

届ける方がいいでしょう。

熨斗紙(のしがみ)の書き方

お中元の場合は紅白の蝶結びの水引きが描かれた

熨斗紙を使用します。商品が小さい時は短冊を

使用します。

 

基本、表書きや名前は毛筆で書きます。

ですが、最近では筆ペンやサインペンなどで

書く方も多いようです。

同じ黒色でもボールペンや鉛筆などはNGです。

 

お中元の文字は水引きの上段中央に楷書で

はっきりと丁寧に書きます。

 

送り主の名前は下段中央の表書きの真下に

表書きよりもやや小さめの文字で書きます。

フルネームで書く事が一般的ですが

目下の方に贈る場合は姓だけでも問題ありません。

 

連名の場合は3名まで並べて書けます。

地位が異なる場合は、右側から年齢や役職など

地位の高い順に書きます。

地位に違いがない場合は、五十音順で右側から

書きます。

3名以上になる場合は、代表者の名前をフルネームで

中央に書き、左側にやや小さく外一同と書きます。

代表者以外の名前は、中包みに書きます。

何を贈る?

コロナ禍の影響もありますが、近年ネット通販で購入する方が

増えているようです。いろいろな商品を扱っているので

迷ってしまいますよね。

近年の定番はハムのようですが、お中元は夏の挨拶なので、

季節を感じる商品がおすすめです。

人気はビールやジュース、そうめん、ゼリーや甘いお菓子、

フルーツやアイスクリームなどです。

 

相手の方の年齢や家族構成は様々なので、年配の方には

食べやすい商品、お子様がいるご家庭にはジュースなど

家族みんなで楽しめる商品、一人暮らしの方には

量があまり多くなく日持ちのする商品など配慮が

伝わる商品選びが大切です。

相場は?

家族や親戚       ¥  3,000

上司          ¥  5,000

特にお世話になった人  ¥10,000 が大体の目安です。

お中元は毎年贈るものなので、前年より金額が大幅に下がった

なんて事が無いよう、無理の無い範囲で感謝の気持ちを伝えましょう。